第一号一
よろつよのせかい一れつみはらせど
むねのハかりたものハないから第一号二
そのはづやといてきかした事ハない
なにもしらんがむりでないそや第一号三
このたびハ神がをもていあらハれて
なにかいさいをといてきかする第一号四
このところやまとのしバのかみがたと
ゆうていれども元ハしろまい第一号五
このもとをくハしくきいた事ならバ
いかなものでもみなこいしなる第一号六
きゝたくバたつねくるならゆてきかそ
よろづいさいのもとのいんねん第一号七
かみがでてなにかいさいをとくならバ
せかい一れつ心いさむる第一号八
いちれつにはやくたすけをいそぐから
せかいの心いさめかゝりて第一号九
だん/\と心いさんてくるならバ
せかいよのなかところはんじよ第一号一〇
このさきハかくらづとめのてをつけて
みんなそろふてつとめまつなり第一号一一
みなそろてはやくつとめをするならバ
そばがいさめバ神もいさむる第一号一二
いちれつに神の心がいづむなら
ものゝりうけかみないつむなり第一号一三
りうけいのいつむ心ハきのとくや
いづまんよふとはやくいさめよ第一号一四
りうけいがいさみでるよとをもうなら
かぐらつとめやてをとりをせよ第一号一五
このたびハはやくてをどりはじめかけ
これがあいずのふしきなるそや第一号一六
このあいずふしぎとゆうてみへてない
そのひきたれバたしかハかるぞ第一号一七
そのひきてなにかハかりがついたなら
いかなものてもみながかんしん第一号一八
みへてからといてかゝるハせかいなみ
みへんさきからといてをくそや第一号一九
このさきハ上たる心たん/\と
心しづめてハぶくなるよふ第一号二〇
このハほくむつかしよふにあるけれと
だん/\神がしゆこするなり第一号二一
このよふハりいでせめたるせかいなり
なにかよろづを歌のりでせめ第一号二二
せめるとててざしするでハないほどに
くちでもゆハんふでさきのせめ第一号二三
なにもかもちがハん事ハよけれども
ちがいあるなら歌でしらする第一号二四
しらしたらあらハれでるハきのどくや
いかなやまいも心からとて第一号二五
やまいとてせかいなみでハないほどに
神のりいふくいまぞあらハす第一号二六
いまゝでも神のゆう事きかんから
ぜひなくをもてあらハしたなり第一号二七
こらほどの神のざんねんでてるから
いしやもくすりもこれハかなハん第一号二八
これハかりひとなみやとハをもうなよ
なんてもこれハ歌でせめきる第一号二九
このたびハやしきのそふじすきやかに
したゝてみせるこれをみてくれ第一号三〇
そふじさいすきやかしたる事ならハ
しりてはなしてはなしするなり第一号三一
これまでのざんねんなるハなにの事
あしのちんばが一のさんねん第一号三二
このあしハやまいとゆうているけれど
やまいでハない神のりいふく第一号三三
りいふくも一寸の事でハないほどに
つもりかさなりゆへの事なり第一号三四
りいふくもなにゆへなるどゆうならハ
あくじがのかんゆへの事なり第一号三五
このあくじすきやかのけん事にてハ
ふしんのしやまになるとこそしれ第一号三六
このあくじなんぼしぶといものやどて
神がせめきりのけてみせるで第一号三七
このあくじすきやかのけた事ならバ
あしのちんばもすきやかとなる第一号三八
あしさいかすきやかなをりしたならバ
あとハふしんのもよふハかりを第一号三九
一寸はなし正月三十日とひをきりて
をくるも神の心からとて第一号四〇
そバなものなに事するとをもへども
さきなる事をしらんゆへなり第一号四一
そのひきてみへたるならバそばなもの
神のゆう事なにもちがハん第一号四二
いまゝでハ神のゆう事うたこふて
なにもうそやとゆうていたなり第一号四三
このよふをはじめた神のゆう事に
せんに一つもちがう事なし第一号四四
だん/\とみへてきたならとくしんせ
いかな心もみなあらハれる第一号四五
よろづよのせかいぢふうをみハたせバ
みちのしだいもいろ/\にある第一号四六
このさきハみちにたとへてはなしする
どこの事ともさらにゆハんで第一号四七
やまさかやいばらぐろふもがけみちも
つるぎのなかもとふりぬけたら第一号四八
まだみへるひのなかもありふちなかも
それをこしたらほそいみちあり第一号四九
ほそみちをだん/\こせばをふみちや
これがたしかなほんみちである第一号五〇
このはなしほかの事でわないほとに
神一ぢよでこれわが事