天理教とは 誰でもわかりやすく説明

天理教とは

天理教とは?どんな宗教?勧誘されたけど大丈夫?

天理教を知らない人からすると、いきなり勧誘されても戸惑いますよね。

日本には3大宗教と呼ばれる「キリスト教・仏教・イスラム教」のほかに、沢山の宗教があります。

天理教はたくさんある中の宗教の中でも、新興宗教に分類されています。

天理教が始まってから180年ほどたっています。

よく「仏教」や「神道」と間違えられますが、これは間違いです。

ここでは、天理教という名前を聞いたことがある人も、聞いたことがない人にも簡単にわかりやすく説明します。

QA天理教とは 1分でわかりやすく紹介

天理教とは?

天理教とは、日本で始まった新興宗教です。1838年に設立され、180年以上の歴史がある宗教です。

天理教の信者数はどのくらい?

文化庁の『宗教年鑑 令和元年版』では120万1587人となっています。
日本の人口のおおよそが1億2千万なので、100人にひとりは天理教信者ということになります。

天理教の教えとは?

天理教は「陽気ぐらし」を掲げ、人たすけなど行っています。
教えの中には、人間の体は神様からの借り物であり、心だけは自身の物であること(かしもの・かりもの)。悪い心遣い「八つのほこり」をしないように。十全の守護と呼ばれる、10の働きがあるなどがあります。

天理教の教祖は誰?

天理教の教祖は「中山みき」です。女性であり、41歳の時に、神の啓示を受けました。

天理教の聖地・本山はどこ?

天理教の本部は奈良県天理市にあります。
人間が創造された場所を「ぢば」と呼んでおり、奈良県天理市の天理教教会本部神殿にあります。

天理教の教会・神社・お寺は?

天理教の教会数は宗教年鑑 令和元年版』では16,353箇所となっています。
神社やお寺とは呼ばず、教会と呼びます。各都道府県には教区庁と呼ばれれる建物があります。

天理教は誰でも信仰できる?

誰でも信仰できます。入信するための取り決めはなく、すぐに入信できます。

天理教は仏教系の宗教?

天理教は仏教とは違います。
天理教の神様は「天理王命(てんりおうのみこと)」であり、仏教とは違い一神教の宗教です。

天理教は神道系の宗教?

天理教は神道とは違います。
神道は多神教ですが、天理教は一神教です。しかし、日本国で宗教として認可を受けるために、1884年に神道直轄天理教会本部として東京府から認可を受けました。
現在は新東教派から諸教に移っています。そのため、祭事には神道の名残が多く見られます。

天理教の葬儀は?

神道の形式を多く取り入れた天理教式で執り行います。
数珠は使わず、榊を奉献(ほうけん)します。

天理大学や天理高校は天理教の学校?

天理大学や天理高校は天理教が運営している学校です。天理高校の授業の中には天理教について学ぶ授業があります。

天理教にはノルマや会費制がある?

教会によってはあるのかもしれません。
ただし強制力はありません。

天理教とは?天理教辞典よりわかりやすく説明

天理教とは(天理教辞典)

中山みきを教祖(おやさま)と仰ぎ、教祖の特別な人格にふれ、その声に導かれ、その教えを奉ずる者によって組織された信仰集団をさします。

つまり、教祖によって啓示された教え、教え示された祭儀、および、それを信じ行なう者によって形成された信仰組織や制度の総体を天理教といいます。

また、天理教は江戸時代(天保9年10月26日)から始まった宗教で、信者数は120万程。

夏休み期間の開催される「こどもおぢばがえり」や、スポーツで有名な天理高校・天理大学をはじめ、病院や図書館など様々な施設を持った教団です。

天理教の教祖をかんたにわかりやすく紹介

天理教教祖殿

天理教の教祖である中山みきは、寛政10年(1798年)大和国(奈良県天理市三昧田町)に誕生。

幼少の頃より慈愛の心にあつく、難儀する人々をよくたすけられたと伝えられています。

天保9年(1838年)10月26日、天理王命・天理教の神の啓示によって、その「やしろ」と定められ、全人類救済の道を開かれました。

「やしろ」とは神が「やしろ(教祖・中山みき)」に降りてくる人。

教祖の体を介して教義や、人々の救済に当たったのです。

この「やしろ」となった1838年10月26日が歴史的にいう立教の日(天理教が始まった日)です。

その後は、天理王命の教えをそのままに、世界たすけの道をのべ広められると共に、不思議なたすけを実現しつつ人々を教化していきました。

その間、さまざまな干渉や迫害もありました。

そのような中にあっても、教祖は常に勇んで歩まれ、人間の真の生き方を教えてやまれることはありませんでした。

このようにして、教祖は全人類救済の道を明らかに示されながら、明治20年(1887)陰暦正月26日、齢90歳にして現身をかくされた。

天理教においては、教祖はその現身をかくされた後もなお、永遠に存命のまま、人間救済のお働きを実現されているという信仰が生きています。

また、教祖が歩まれた41歳以後、50年間の道すがらは、「陽気ぐらし」の「ひながた」とされ、信仰生活の最も確かな規範とされています。

天理教の教祖について詳しく知りたい方は、天理教教祖傳を確認してみてください。

天理教教祖傳

また、教祖の逸話編も200篇ほどまとめたものもあります。

教祖伝逸話遍

天理教の神様「天理王命」とは

天理教神殿

信仰の対象は天理王命(てんりおうのみこと)であり、親神として慕い仰がれています。

信者からは「親神様(おやがみさま)」と呼ばれています。

親神によって実現される救済の理想は、神が人間創造にかけられた目的の成就とも言うべき「陽気ぐらし」です。

それは、すべての人間が相たずさえて、生きることの喜びを享受しうる完成された人生であると言うことができます。

天理教の教典にも詳しく書かれています。

天理教教典「親神様」

おふでさき

天理教の原典とは

「教義の基礎とされる聖典としては、「おふでさき」「みかぐらうた」「おさしづ」の3種類の啓示書があり、原典とよんでいます。

おふでさき

天理教の「おふでさき」は、天理教の教祖「中山みき」が、みずから筆を執って記された書き物です。17号、1711首のお歌から成っています。

特に、つとめの完成を最大の眼目としています。

天理教教理の全容が記されています。天理教の三原典の一つです。

おふでさきについて詳しくはコチラ

みかぐらうた

天理教の原典の一つで、天理教の教祖(おやさま)は、慶応2年(1866)から、「みかぐらうた」を教えはじめられました。

天理教の「みかぐらうた」は「かぐら」と「てをどり」の地歌を合わせた、つとめの地歌の書きものを「みかぐらうた」と呼びます。

みかぐらうたについて詳しくはコチラ

おさしづ

天理教の「おさしづ」とは、天理教の三原典の一つです。

天理教教祖の「中山みき」や、飯降伊蔵(本席)による口述の教えを筆録したもの。

明治20年から明治40年までの期間に筆録されています。

天理教の神(親神様)のほうから、その時々に応じて神意を述べられたものを「刻限のさしづ」と言います。

おさしづについて詳しくはコチラ

天理教の所在地

人間創造の根源的地点であると教えられている「ぢば」を中心にした所(現、奈良県天理市三島町271番地1)に教会本部をおき、その擁する教会数は海外も含めて15,000を超えている。

天理教どはどんな教え?わかりやすく少し説明

天理教の始まり

 「我は元の神・実の神である。この屋敷にいんねんあり。このたび、世界一れつをたすけるために天降った。みきを神のやしろに貰い受けたい」 

 これは親神天理王命(天理教の神様の名前。信者からは親神様:以降は親神様と略)が、私たち人間に対して発せられた最初のお言葉で、立教のご宣言といわれています。

この短い一節に、親神様という神の存在(神格)、元のいんねん(※下記に説明しています)、立教の大目的(天理教の目的)、教祖のお立場が凝縮して述べられています。 

このお告げ(啓示)から数えて三日後の天保九年(1838年)10月26日、天理教は始まりました。

このお告げは親神様が陽気ぐらしする人間を見て共に楽しみたいと、人間世界をお創りになった元初まりの約束に基づきます。

天理教では、「陽気ぐらし」や「いんねん」という言葉が度々出てきます。説明を入れます。

また、信仰的実践の面では、いわば親神に対する報恩の実践活動である「ひのきしん」が一般によく知られています。

神殿夜

天理教が目指す目的:陽気ぐらしとは?

天理教では良く陽気ぐらしという言葉が出てきます。この言葉の説明が難しいのですが、なるべくかみ砕いて要約します。まず、

「陽気」というのは「明るく勇んだ心」といった意味合いが適していると思います。

そこに、「くらし」が加わりますので、

「明るく勇んだ心で毎日を過ごす。」

といった具合になります。

ただ、これだけでは端的すぎるので、さらに補足を加えると、

「明るく勇んだ心で毎日を送るところに、本当の幸せがあり、それを生き甲斐と感じる事ができるくらし。」

と、簡単ですがまとめることが出来ると思います。「明るく勇んだ心」というのは少し比喩的ですが、ニュアンスは伝わるかと思います。

天理教のいんねんとは? 

 元来は仏教用語で、直接的原因(因)と間接的条件(縁)との組み合わせによって、さまざまの結果(果)を生起することを意味します。

天理教の原典の一つの「おふでさき」では専ら、「元のいんねん」の意味で使われています。

元のいんねんとは?

この元のいんねんとは親神様が陽気ぐらしを見て共に楽しみたいと、元のぢばにおいて人間を創造されたという元初まりに由来するいんねんです。

『天理教教典』では、また、「善き事をすれば善き理が添うて現れ、悪しき事をすれば悪しき理が添うて現れる」と、厳然たる因果律の存在が述べられています。

いんねんは今生一代にとどまらず、末代の理である魂に刻まれて、来生へと受け継がれるものでもあります。 

ただし、本教でいういんねんには、仏教などでいう因果応報とは違い、その奥に陽気ぐらしへと導こうとされる子供かわいい親心があることを忘れてはなりません。 

元初まりにおける母親の魂のいんねんある教祖(おやさま:中山みき)をやしろとして、人間宿し込みの地点である元のぢば(天理教の聖地)において、最初に産みおろされた子数の年限(9億9万9千百9十9年)が経った暁に、このだめの教えが開かれたのです。 

この人と所と時に関するいんねんを、「教祖魂のいんねん」「やしきのいんねん」「旬刻限の理」といい、立教の三大いんねんと呼んでいます。 

 元始まりの約束って?

元の理という話しを読むと元始まりの約束が何か分かります。元の理についてはこちらに書いてあります。

天理教教典「元の理」

用語説明:【だめの教え】

だめとはだめ押しの略で、元来は囲碁の用語。勝負を確定する局面を指すところから、総仕上げ、最終的、究極的の意味で用いられています。

『天理教教典』には「十のものなら九つまで教え、なお、明かされなかった最後の一点、元の親を知らして」と、人間創造の元の神がつけられた陽気ぐらしへのたすけ一条の道であることが記されています。 

従って他宗の教えも、親神様がその時、所に応じて現された修理肥の教えであり、敬意を払うよう教えられています。 

【原典から】 

「元聞き分けて貰いたい。何処其処で誰それという者でない。ほん何でもない百姓家の者、何にも知らん女一人。碌でもない者や。それだめの教を説くという処の理を聞き分け」  

おさしづ明治21年1月8日

天理教とはどんな活動をしている?活動を紹介

天理教で有名なイベントや活動を紹介します。

こどもおぢばがえり

天理教では、夏休みの期間(7月26日から8月3日まで)に「こどもおぢばがえり」という行事を行っています。


こどもおぢばがえり公式サイト

信仰していない人も参加することが出来るイベントです。

毎年20万人ほどの参加者がおり、天理教の一大イベントです。

未信仰の方でも、子供の頃に参加したことがある人が多いです。

各教会ごとで団参を組むことが多く、毎年夏休み前後に誘いを受けることが多いと思います。

天理市にさまざまなアトラクションが配置され、無料で利用することが出来ます。

保護者の方も同行でき、各会場ごとに医療従事者も配備され、安心して参加できます。

宗教色が全くないイベントではありませんが、強制されることはありません。

参加方法は、地域の天理教の教会に訪ねるのが一番です。

宿泊費や、交通費は別途でかかるか場合が多いので、教会の方に訪ねるが良いでしょう。

御節会

天理教では、毎年1月5日から7日までの3日間、各教会からお供えされたおもちをお雑煮にして振る舞っています。

料金はかからず、無料でお雑煮を食べることが出来ます。

入場にはチケットが必要ですが、無料で配っています。

令和3年度は中止でした。

天理教災害救援ひのきしん隊

天理教では天理教災害救援ひのきしん隊と呼ばれる、災害にあった地域に救援活動を行っています。

平成7年の「阪神淡路大震災」では全国各地から約2万人、平成23年の「東日本大震災」では3万人が出動しています。

特徴として、衣食住のすべてにおいて自己完結型の体制で出動されています。

作業道具や食料をはじめ、テントや発電機、炊事設備、仮設トイレ、放送通信設備など自前で用意することで、被災地に経済的な負担をかけることなく活動しています。

天理教災害救援ひのきしん隊について

天理教里親連盟

天理教では里親活動を行っています。

何らかの事情から子どもの養育が困難な実親にかわり、里親家庭で温かく育むことを目的として、教内の里親活動に賛同する者で組織されています。

天理市での研修会をはじめ、各教区に里親会を発足し、研修会や里親サロンを開催するなど、里親の啓発・開拓に努めています。

また、天理教の里親としての子育て経験と専門性を生かして、TFA(天理教里親子育てアプローチ)を考案し、子育てへの支援に取り組み、地域における身近な子育てサポーターを目指しています。

天理教里親連盟

他にも、子ども食堂など、各教会事で様々な活動を行っています。

天理市・天理教実態とは?天理市・天理教へ観光に行きませんか?

天理市・天理教の本部に行ってみませんか?

天理教の本部は24時間空いており、参拝(拝観)料といったものはありません。

広大な敷地にたたずむ天理教教会本部は誰もがびっくりします。

天理教を始めた訪れた人の記事も紹介していますので、ご参考にどうでしょうか?

天理教とはどんな関連施設を運営している?学校や病院を紹介

天理教では、学校関係から、医療・福祉といった活動や、図書館の運営など様々な活動を行っています。ここでは一部紹介します。

天理教学校関連

天理教が運営している学校ですが、職員から生徒まで全員が信仰者というわけではありあせん。

特に天理大学は未信者の方の割合が多いと思います。

天理大学や天理医療大学などは信仰していなくても入学はできます。

天理大学ホームページ

天理大学ラグビー部が令和3年のラグビー選手権で初優勝しましたね。

・天理医療大学ホームページ

天理高等学校ホームページ

天理高校野球部は甲子園の常連校で、甲子園優勝経験のある部です。

天理中学校ホームページ

天理小学校ホームページ

天理幼稚園ホームページ

天理教医療・福祉関連

公益財団法人の天理よろづ相談所病院「憩の家」ホームページ

天理医療大学ホームページ

児童養護施設 天理養徳院ホームページ

天理教文化関連

天理図書館ホームページ

天理参考館ホームページ

天理教の冠婚葬祭について

天理教の知り合いの結婚式や葬式があったとき服装など何を着ていけば良いか不安になりますね。

下のページでは、天理教の祭事について詳しく説明しています。

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