第十七号一
いまゝでハなんのみちやらしれなんだ
けふからさきハみちがわかるで第十七号二
このみちハどふゆう事にをもうかな
かんろふたいのいちじよの事第十七号三
このだいをどふゆう事にをもている
これハにほんの一のたからや第十七号四
これをばななんとをもふてみなのもの
このもとなるをたれしろまい第十七号五
このたびハこのもとなるをしんぢつに
とふぞせかいゑみなをしへたい第十七号六
このもとハいさなきいゝといざなみの
みのうちよりのほんまんなかや第十七号七
そのとこでせかいぢううのにんけんわ
みなそのぢばではじめかけたで第十七号八
そのぢばハせかい一れつとこまても
これハにほんのこきよなるぞや第十七号九
にんけんをはじめかけたるしよこふに
かんろふたいをすゑてをくぞや第十七号一〇
このたいがみなそろいさいしたならば
どんな事をがかなハんでなし第十七号一一
それまでにせかいぢううをとこまでも
むねのそふぢをせねばならんで第十七号一二
このそふぢとこにへだてハないほとに
月日みハけているとをもゑよ第十七号一三
月日にハどんなところにいるものも
心しだいにみなうけとるで第十七号一四
いまゝでハとんな心でいたるとも
いちやのまにも心いれかゑ第十七号一五
しんぢつに心すきやかいれかゑば
それも月日がすぐにうけとる第十七号一六
月日にハせかいぢううハみなわが子
かハいいゝばいこれが一ちよ第十七号一七
いまゝでハどんなものでもむねのうち
しりたるものわさらにあるまい第十七号一八
このたびハとんなところにいるものも
むねのうちをばみなゆてきかす第十七号一九
これまでハかへひとよにてへたてたら
なにをゆうても一寸もしろまい第十七号二〇
けふからハよこめふるまもないほどに
ゆめみたよふになにをするやら第十七号二一
いまゝでの月日ざねんとゆうものわ
なか/\一寸の事でないぞや第十七号二二
けふまでハなにもしらすにいたけれど
さあみへてきたゑらいほんみち第十七号二三
このみちをはやくみとふてせきこんだ
さあこれからハよふきつくめや第十七号二四
このはなしどふゆう事にをもうかな
ふでのさきがなみへてきたなら第十七号二五
いまゝでハとのよな事もきいていた
このたびこそわざねんはらすで第十七号二六
このはらしとふゆう事にをもうかな
なんどきどこでしりぞくやらな第十七号二七
これまでのながいどふちうこのざねん
一寸の事でハないとをもゑよ第十七号二八
これからハこのかやしをばするほとに
みな一れつハしよちしていよ第十七号二九
せかいぢうどこのものとハゆハんてな
月日しいかりみな見ているで第十七号三〇
どのよふな事をゆうてもをもふても
月日しらんとゆう事ハない第十七号三一
このさきわどよな事をするにもな
月日さきゑとことわりてをく第十七号三二
これからハ月日ざんねんでたならば
とのよな事があるやしれんで第十七号三三
けふの日ハどのよな事もつんできた
神のさんねんはらすみていよ第十七号三四
いまゝでハこのよはしめたにんけんの
もとなるぢばわたれもしらんで第十七号三五
このたびハこのしんちつをせかへちうゑ
どふぞしいかりをしゑたいから第十七号三六
それゆへにかんろふたいをはじめたわ
ほんもとなるのところなるのや第十七号三七
こんな事はじめかけるとゆうのもな
せかいぢううをたすけたいから第十七号三八
それをばななにもしらさるこ共にな
とりはらハれたこのさねんわな第十七号三九
しかときけこのさきなるハとのよふな
かやしあるやらこれしれんでな第十七号四〇
月日よりこのざんねんとゆうのわな
なか/\一寸の事でないぞや第十七号四一
かやしても一寸の事とハをもうなよ
どんな事をば月日するやら第十七号四二
このはなしなんとをもうぞみなのもの
神のざんねんゑらい事やで第十七号四三
いまゝでハどのよなみちもたん/\と
とふりぬけてわきたるなれども第十七号四四
もちいとのこくけんきたらんそれゆへに
ちいとしていた事てあれとも第十七号四五
けふの日ハもふぢうふんにつんてきた
こくけんきたらすぐにかやすで第十七号四六
この日ハないつの事やとをもている
廿六日がきたる事なら第十七号四七
それからハなんてもかてもしんちつの
心それ/\みなあらわすで第十七号四八
こんな事なんでゆうやとをもうなよ
かハいあまりてゆう事やでな第十七号四九
月日にハせかいちううのこどもわな
かハいばかりをふもているから第十七号五〇
それゆへにせかいちううをどこまても
むねのそふぢをしたいゆへから