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  • 第十号六二
    せかいぢうをふくの人のむねのうち
    みなすましたる事であるなら
  • 第十号六三
    それよりも月日の心いさみでゝ
    どんな事でもみなをしゑるで
  • 第十号六四
    とのよふな事でも月日しんぢつに
    みな一れつにをしゑたいのや
  • 第十号六五
    しんぢつの心がほしい月日にわ
    どんな事でもしこみたいから
  • 第十号六六
    このはなしなにをしこむとをもうかな
    これからさきのよろづみちすじ
  • 第十号六七
    けふまてハなによの事もみへねども
    ひがちかづけばひとりみへるで
  • 第十号六八
    とのよふな事もやまいとをもうなよ
    なにかよろづハ月日ていりや
  • 第十号六九
    月日よりにち/\心せきこんで
    どんなもよふをするやしれんで
  • 第十号七〇
    せきこみもなにの事やらしろまいな
    かんろふだいのもよふばかりを
  • 第十号七一
    にち/\にみのうちさハりついたなら
    これハ月日のていりなるかよ
  • 第十号七二
    だん/\とみすますところせかいぢう
    きのどくなからもんくかへたい
  • 第十号七三
    しやんせよくちでなに事ゆうたとて
    たしかなしよこなくばいかんで
  • 第十号七四
    月日よりたいないよりも入こんで
    ぢうよぢざいのさしずしよこや
  • 第十号七五
    それゆへにいまゝでどこにない事を
    ばかりゆううてはじめかけるで
  • 第十号七六
    いまゝでもない事ばかりゆうのもな
    これも月日のみなをしへやで
  • 第十号七七
    このたびのかんろふたいとゆうのもな
    これもいまゝでしらん事やで
  • 第十号七八
    どのよふな事をゆうのもみな月日
    しらん事をばをしゑたいから
  • 第十号七九
    このやしきかんろふだいをすへるのハ
    にんけんはじめかけたしよこふ
  • 第十号八〇
    なに事もみなこのとふりはちめかけ
    せかいぢううの心すまする
  • 第十号八一
    にち/\になんでもせかい一れつを
    いさめるもよふばかりするぞや
  • 第十号八二
    だん/\とせかいの心いさむなら
    りうけもろともみないさみでる
  • 第十号八三
    この心どふしていさむ事ならば
    月日にんそくつれてゞるぞや
  • 第十号八四
    それまでにあゝちこふちとどのよふな
    はなしだん/\みなきくであろ
  • 第十号八五
    どのよふなはなしきくのもみなさきい
    ゆうてあるぞやしやんしてみよ
  • 第十号八六
    月日にハなにをだん/\ゆハれると
    をもうてあろをさきのたのしみ
  • 第十号八七
    なに事も月日の心をもうにわ
    にほんにこふきほしい事から
  • 第十号八八
    にほんにもこふきをたしかこしらへて
    それひろめたらからハまゝなり
  • 第十号八九
    このはなしなんとをもふてみなのもの
    にほんのものハみなわが事や
  • 第十号九〇
    それしらずなんとをもふて上たるハ
    むねがわからん月日さんねん
  • 第十号九一
    このところどのよなこふきしたるとも
    これハにほんのたからなるぞや
  • 第十号九二
    一れつの心さだめてしやんせよ
    はやくこふきをまつよふにせよ
  • 第十号九三
    しんぢつのこふきがでけた事ならば
    どんな事でも月日ひろめる
  • 第十号九四
    月日よりひろめをするとゆうたとて
    みなの心ハしよちでけまい
  • 第十号九五
    それゆへにとりつきよりにしいかりと
    たのみをくからしよちしていよ
  • 第十号九六
    このひがらこくけんきたる事ならば
    なんどき月日どこいゝくやら
  • 第十号九七
    にち/\にとりつぎの人しいかりと
    心しづめてはやくかゝれよ
  • 第十号九八
    このみちハどふゆう事にみなのもの
    をもているやら一寸にわからん
  • 第十号九九
    月日にハなんでもかでもしんぢつを
    心しいかりとふりぬけるで
  • 第十号一〇〇
    このみちを上ゑぬけたる事ならば
    ぢうよぢざいのはたらきをする
  • 第十号一〇一
    月日よりこのはたらきをしかけたら
    いかなこふてきたるとゆうても
  • 第十号一〇二
    心よりしんぢつハかりすみきりて
    とんな事でもをやにもたれる
  • 第十号一〇三
    このさきハせかへぢううハどこまでも
    よふきづくめにみなしてかゝる
  • 第十号一〇四
    たん/\とこのみちすじのよふたいハ
    みなハが事とをもてしやんせ
  • 第十一号一
    むなさきへきびしくつかへきたるなら
    月日の心せきこみである
  • 第十一号二
    このさきハ一れつなるにだん/\と
    みのうちさハりみなつくであろ
  • 第十一号三
    どのよふなさハりついてもあんぢなよ
    月日の心ゑらいをもわく
  • 第十一号四
    みのうちにさハりついてもめへ/\の
    心それ/\みなわけるでな
  • 第十一号五
    しんぢつにをもう心とめゑ/\の
    しやんばかりをふもいゝるとを
  • 第十一号六
    月日にハどのよな心いるものも
    このたびしかとわけてみせるで
  • 第十一号七
    どのよふな心もしかとみているで
    月日このたびみなわけるでな
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