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  • 第十号一二
    いまゝでハからやとゆうてはびかりて
    まゝにしていたこんどかやしを
  • 第十号一三
    このはなしたれにどふせとゆうでなし
    月日とびでゝまゝにするなり
  • 第十号一四
    これまでも月日をしらんものハない
    なれとほんもとしりたものなし
  • 第十号一五
    このたびハどのよな事もしんぢつを
    ゆうてきかしてたすけいそぐで
  • 第十号一六
    このひがらいつころなるとゆうならば
    たあのしゆりをしまいしだいに
  • 第十号一七
    それからハなにかめづらしみちになる
    つとめのにんぢうみなよりてくる
  • 第十号一八
    たん/\とにち/\心いさむでな
    なんとやまとハゑらいほふねん
  • 第十号一九
    にち/\にはやくつとめをせきこめよ
    いかなるなんもみなのがれるで
  • 第十号二〇
    とのよふなむつかしくなるやまいでも
    つとめ一ぢよてみなたすかるで
  • 第十号二一
    つとめでもどふゆうつとめするならば
    かんろふだいのつとめいちゞよ
  • 第十号二二
    このたいをどふゆう事にをもうかな
    これにいほんのをやであるぞや
  • 第十号二三
    これさいかまことしんぢつをもうなら
    月日みハけてみなひきうける
  • 第十号二四
    月日よりひきうけするとゆうからわ
    せんに一つもちがう事なし
  • 第十号二五
    このはなしどふゆう事にきいている
    かんろふだいのつとめなるのわ
  • 第十号二六
    一寸したるつとめなるとハをもうなよ
    三十六人にんがほしいで
  • 第十号二七
    そのうちになりものいれて十九人
    かぐらづとめの人ぢうほしいで
  • 第十号二八
    しんぢつに心さだめてしやんせよ
    とりつぎの人しかとたのむで
  • 第十号二九
    このだいをこしらゑよとてたん/\に
    月日人ぢうのもよふするなり
  • 第十号三〇
    人ぢうがしかとよりたる事ならば
    そのまゝだいもでける事やで
  • 第十号三一
    このみちハどふゆう事であるならば
    月日つとめのてゑをふしへて
  • 第十号三二
    それよりも月日一れつせかゑぢう
    つれてゞたならひとりでけるで
  • 第十号三三
    これさいかたしかにでけた事ならば
    月〃つとめちがう事なし
  • 第十号三四
    つとめさいちがハんよふになあたなら
    天のあたゑもちがう事なし
  • 第十号三五
    このみちハまことしんぢつむつかしい
    みちであるぞやみなしやんせよ
  • 第十号三六
    この人ぢうどこにあるやらしろまいな
    月日みわけてみなひきよせる
  • 第十号三七
    どのよふなところのものとゆうたとて
    月日ぢうよふしてみせるでな
  • 第十号三八
    だん/\と人ぢうそろふたそのゆへで
    しんぢつをみてやくわりをする
  • 第十号三九
    やくハりもどふゆう事であるならば
    かぐら十人あといなりもの
  • 第十号四〇
    これさいかはやくしいかりそろたなら
    どんな事でもでけん事なし
  • 第十号四一
    けふからハだん/\もんくかハるでな
    いまゝでしらん事ばかりゆう
  • 第十号四二
    いまゝでもどのよなみちもあるけれど
    月日をしへん事わないぞや
  • 第十号四三
    月日よりたいてへなにもだん/\と
    をしゑてきたる事であれども
  • 第十号四四
    このたびハまたそのゆへのしらん事
    なにもしんぢつみなゆてきかす
  • 第十号四五
    これまでハからやとゆうてはびかりた
    これも月日がをしへきたるで
  • 第十号四六
    このたびハ月日元ゑとたちかいり
    木のねしいかりみなあらハすで
  • 第十号四七
    このよふの元をしいかりしりたもの
    どこのものでもさらにあるまい
  • 第十号四八
    しんぢつにこの元さいかしいかりと
    しりたるならばどこいいたとて
  • 第十号四九
    このはなしなんとをもふてきいている
    これとりつぎにしこみたいのや
  • 第十号五〇
    どのよふな事を月日のをもうにハ
    にんけんもとをこれせかゑぢうへ
  • 第十号五一
    はや/\とこのしんちつを一れつに
    しらしたるならはなしハかるで
  • 第十号五二
    いかほどにはなしをといてきかしても
    もとをしらしてをかん事にハ
  • 第十号五三
    もとさいかしいかりゆうてをいたなら
    なにをゆうてもみなきゝハける
  • 第十号五四
    このよふのぢいと天とハぢつのをや
    それよりでけたにんけんである
  • 第十号五五
    これからハからもにほんもしらん事
    ばかりゆうぞやしかときくなり
  • 第十号五六
    どのよふな事もしらんとゆハんよふ
    みな一れつにしこみたいから
  • 第十号五七
    にち/\に月日の心をもうにわ
    をゝくの人のむねのうちをば
  • 第十号五八
    この心どふしたならばわかるやら
    どふどはやくにこれをわけたい
  • 第十号五九
    せかいぢうしんぢつよりもむねのうち
    わかりたならば月日たのしみ
  • 第十号六〇
    それからハ一れつなるのむねのうち
    わかりたならば月日それより
  • 第十号六一
    だん/\とにち/\心いさめかけ
    よふきづくめをみなにをしへて
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