第五号五一
このかやしなにの事やとをもうかな
みちのりせんりへだてありても第五号五二
この事ハなにをゆうてもをもふても
うけとりしだいすぐにかやしを第五号五三
このかやしなんの事やとをもうなよ
せんあくともにみなかやすてな第五号五四
よき事をゆうてもあしきをもふても
そのまゝすくにかやす事なり第五号五五
この事をみへきたならば一れつわ
どんなものでもみなすみわたる第五号五六
けふの日ハなにがみへるやないけれど
八月をみよみなみへるでな第五号五七
みへるのもなにの事やらしれまいな
高い山からをふくハんのみち第五号五八
このみちをつけよふとてにしこしらへ
そばなるものハなにもしらすに第五号五九
このとこへよびにくるのもでゝくるも
神のをもハくあるからの事第五号六〇
その事をなにもしらすにそばなるハ
せかいなみなる事をふもをて第五号六一
なにゝてもせかいなみとハをもうなよ
なにかめつらしみちがあるぞや第五号六二
だん/\とこのよはぢめてひハたてど
たれかしんぢつしりたものなし第五号六三
いかほどに神の心わせゑたとて
みなの心ハまたうゝかりと第五号六四
はや/\としやんしてみてせきこめよ
ねへほるもよふなんでしてでん第五号六五
このよふのしんぢつねへのほりかたを
しりたるものハさらにないので第五号六六
このねへをしんぢつほりた事ならば
ま事たのもしみちになるのに第五号六七
このみちをほりきりとふりぬけたなら
上下ともに心いさむに第五号六八
これからハなんでもせかい一れつを
いさめるもよふばかりするそや第五号六九
だん/\となに事にてもにほんにハ
しらん事をわないとゆうよに第五号七〇
なにもかもせかいぢうゝへをしへたい
神のをもわくふかくあるのに第五号七一
それしらすせかいぢうゝハ一れつに
なんどあぶなきよふにをもふて第五号七二
とのよふな事でも神のゆう事や
なんのあぶなき事があるそや第五号七三
なにもかもよろづの事をだん/\と
ゆうていながらわかりたるなし第五号七四
これからハどふぞしんぢつむねのうち
はやくすまするもよふしてくれ第五号七五
せかいぢうをふくの人てあるからに
これすまするがむつかしい事第五号七六
いかほどにむつかし事とゆうたとて
わが心よりしんちつをみよ第五号七七
この心すむしわかりた事ならば
そのまゝみゑる事であるなり第五号七八
にち/\に神のしんぢつはたらきを
しりたるものハさらにあるまい第五号七九
なにゝても神のぢうよとゆうものハ
めづらし事をしてみせるでな第五号八〇
とのよふなめつらし事とゆうたとて
神のする事なす事はかり第五号八一
いまゝでハなによの事もしれなんだ
一寸みへかけたほそいみちすじ第五号八二
このみちをだん/\しといいくならば
なんてもむこにみへるほんみち第五号八三
これまでにとふりてきたるみちすぢハ
からもにほんもわかりないので第五号八四
このさきハなんぼからやとゆうたとて
にほんがまけるためしないそや第五号八五
このよふのもとはじまりのねをほらそ
ちからあるならほりきりてみよ第五号八六
このねへをほりきりさいかしたるなら
どのよなものもかなうものなし第五号八七
しかときけくちでゆうてもをもふても
どこでゆうてもをもふたるとて第五号八八
そのまゝにかやしとゆうハこの事や
神がしりぞくみなしよちせよ