第十一号五一
このたびの月日のしごとしかときけ
あしきのよふな事わせんぞや第十一号五二
どふどしてめつらしたすけをしへたさ
そこでかゝりたしごとなるぞや第十一号五三
いまゝでと心しいかりいれかへて
よふきつくめの心なるよふ第十一号五四
この心どふしてなるとをもうかな
月日たいない入こんだなら第十一号五五
にち/\にひとり心がいさむなり
よふきづくめの心なるよふ第十一号五六
月日よりにち/\心いさめかけ
よふきつくめにしてかゝるでな第十一号五七
このはなしなんとをもふてきいている
たすけ一ぢよのもよふばかりを第十一号五八
月日よりどんな事でもみているで
なにをゆうてもみなしよちせよ第十一号五九
ことしから七十ねんハふう/\とも
やまずよハらすくらす事なら第十一号六〇
それよりのたのしみなるハあるまいな
これをまことにたのしゆんでいよ第十一号六一
月日にハいまゝでどこにない事を
ばかりゆうぞやしよちしてきけ第十一号六二
このよふなない事ばかりゆうけれど
さきをみていよみなまことやで第十一号六三
なにぶんにめづらし事をするからハ
いかなはなしもない事ばかり第十一号六四
とのよふにない事ばかりゆうたとて
さきをみていよみゑるふしぎや第十一号六五
いまなるのなやみているわつらけれど
これからさきハ心だのしみ第十一号六六
このよふなはなしくと/\ゆうのもな
これハまつたいこふきなるのや第十一号六七
月日よりこのたびこゝであらハれて
とんな事をもはなしするのハ第十一号六八
とのよふな事もたん/\しらしたさ
にほんのこふきみなこしらゑる第十一号六九
このよふのはじまりたしハやまとにて
やまべこふりのしよやしきなり第十一号七〇
そのうちになかやまうぢとゆうやしき
にんけんはじめどふくみへるで第十一号七一
このどふぐいざなぎいゝといざなみと
くにさづちいと月よみとなり第十一号七二
月日よりそれをみすましあまくたり
なにかよろづをしこむもよふを第十一号七三
このところなにをするにもとのよふな
事をするのもみな月日なり第十一号七四
とのよふな事をゆうにもみな月日
そばなるものハまねをしてみよ第十一号七五
このよふをはじめてからにけふまでハ
ほんしんぢつをゆうた事なし第十一号七六
けふの日ハどのよな事もしんぢつを
ゆハねばならんよふになるから第十一号七七
めへ/\になにをゆうとハをもうなよ
月日のをもうよふにゆうのや第十一号七八
なんどきにかいりてきてもめへ/\の
心あるとハさらにをもうな第十一号七九
どのよふなものもしんからとくしんを
さしてかいるでこれをみていよ第十一号八〇
いかほとのこふてきたるもはつめても
月日の心これハかなハん