明治二十六年二月三日
植谷元治郎身上願

さあ/\尋ねる処/\、ほのかの理は鮮やか。身の処一時一つ遠く事情、めん/\もそれ/\聞いて居るであろ。どんな事情も聞いて居るやろ。多く中といえど、一名一人の理を早く定め。遠く所は遠く理であろ。銘々生涯一つの理を聞き分けるなら、分かるやろ。これまで長らえての事情、よく聞き分け。これ一つの理に諭し置こう。

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