明治二十五年九月三日
刻限事情より本席住宅建築の事、役員集会の上、会長の御許しを受け、談議相定まり、地所の処は裏手の藪の処へ御許し下されますか願

さあ/\旬を以て話し掛けたら、だん/\談じ尋ね合い、理を集める。事情始め掛ける処、談示一つ席とす。何処がよかろう、こうがよかろうという理が治まれば、十分であるなれど、元々治めたる一つ掛かり、理を作り掛かり。やしきだん/\一つ心、談示理を諭したる処考え、取扱い尋ね、何たる理より始め掛けたる。一つの理治めにゃなろうまい。一寸始め掛ける処、どちらよかろう、大方裏と表と諭したる処、一つ取扱い事情ある。談示出来る出来ん、事情一つ心置き無う運ぶなら、万事治まる。一つどうであろうこうであろう、拒むという。普請一つさしづ、踏まんと言えば分からんようになる。返し/\のさしづは要らん。行く/\説いてある処、これまで一つ悟るなら、万事鮮やか。一つの理が皆分かるであろう。
押して願
さあ/\話し掛けたる理、これ一つ心に理を寄せて、これまで大層一つの理が無くば、万事一つの理に治まる。どうであろう。一つ分かれば皆話通り理が治まる。止めるにも止められん、人間心さら/\言わん。旬に掛かるなら皆許し置く。さあ/\話し掛けたる理、これ一つ心に理を寄せて、これまで大層一つの理が無くば、万事一つの理に治まる。どうであろう。一つ分かれば皆話通り理が治まる。止めるにも止められん、人間心さら/\言わん。旬に掛かるなら皆許し置く。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です