明治二十四年九月九日
教祖休息所風呂場雪隠の処、暫く取り直し事情の願
さあ/\尋ねるであろう/\。尋ねるからは一寸事情諭し置く。今一時仮家。一時すうきり取り払うて綺麗という。さあ/\陰も日向も見えん。なれど席というて運ぶ事情は、一時現わしてある。一時存命、働き不都合思わず、すっきりしてと思うは理。よく聞き分け。不都合思わず暫くと取るが仮家。これより先/\、いつとも日は切らん。すうきり取りて、よう聞き分け。その時すうきり取りて、よく聞き分け。その時すうきり取り払う。仮家は何時取り払うとも分からん。これだけと思うから分からん、存命一つの理も同じ道理。これよく聞き取りて。
押して、山本利三郎よりの伺
さあ/\不都合とは必ず持たず/\。これよう聞き取りて置かねばならんで。さあ/\不都合とは必ず持たず/\。これよう聞き取りて置かねばならんで。