明治二十三年八月十二日
増野正兵衞足裏痛みに付願
(増野正兵衞一昨日飾東支教会出願、神様の御守護を以て御許しを得、帰りて後首筋引き付け、昨日も同様、今朝起きて足の小指怪我致し、その後何となく右の足の裏踏み立つると痛みあり、いかなる事でありますや)さあ/\身上一つ尋ねる。身の処尋ねる事情、見れば一時事情、どちらに掛かる。身上心得ん尋ねる。一つ/\さしづ/\の理、いつ/\分からん事情、一日の日経てば、聞けば、見れば一つ/\事情。一時一つは早く、又々事情早く。心の日々の働き、一時の処、身の心得ん尋ねる。一日のさしづ中々、一日の日どういう事、思い掛け無いどんな事情聞く。話聞く事情、一つ早く一日の日働き、心得ん/\事情尋ねにゃならん。身上の事情、今日はなあどんな談示どういう事、諭し難しい、難しいようで、仮名なもので分かりよいもの。心の事情理が分かり難くい。これで安心。古き話聞けば、一時聞けば聞く。一寸見れば一日の処、今日は治まってある。今一時席事情、治まってある事情聞かしたい。