明治二十五年十二月六日
教正篠守乗人本部へ引き寄せの事に付伺

さあ/\尋ねる事情/\は、協議一点より余儀無く事情と察しる。尋ねる処成程と言うなれど、よく聞き取れ/\。こうと仕切りた処は、皆心に持たねばならん。ようこの道考え、よく聞き取れ。成程可哀そうなもの、可哀そうなれば、何処に居たとて可愛。心あれば日が照る。引き寄せて運ぶ理運べば、日々難しい道がある。何程道が隔つといえど、心の理が運べば、十分の日が照るという。これ聞き取りてくれるよう。

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