本席について-天理教の用語-

本席の意味

  1. 別席に対して、「おさづけ」の理が渡される席を指す言葉。
  2. 教祖(おやさま)が現身をかくされて後。存命の教祖の理をうけて「さづけ」を渡し「おさしづ」を与えられた飯降伊蔵を指して本席という。

飯降伊蔵と本席

飯降伊蔵は、教祖御存命中から「仕事場」とよばれて、親神の指図を伝えていたが、明治20年に教祖が現身を隠され、同年3月25日の、

「どうも今の処の仕事場と言うた事を消して、本席と定めて渡そうと思えども、このま、では残念々々。さあさあ本席と承知が出けたか/\。」

おさしづ

という「おさしづ」で本席と定まり、さづけを渡すこととなった。

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