明治三十六年三月七日
松村善兵衞妻こま三十六才身上願(敷島部内岡支教会長妻)

さあ/\尋ねる事情/\、尋ねる事情は、さあ余儀無く事情であろう/\。さあさあ尋ねる事情には、一つならんから尋ねる。尋ねるから、一つ事情を諭し置こう。身上だん/\身上から一日の処言うまでやない。内々事情にならん/\事情、又一つ長らえての中/\の思う事情の処、長らえての事情、よう聞き分け/\。だんだん事情々々身上の処、こうなれば思う。一つ理である。よう聞き分けてくれにゃ分からん。一日々々と一つの理というは、容易ならん理である/\。一時の処どうこう中一つ心。なれども、よう聞き分けにゃならん。前々よう/\世界の中に道事情、多くの中にある事情、一つ救けたい/\、又救からにゃならん精神である。思う一つ心。さあ一時どうとはない。なれど、余程大層。思う処、世界に思い開き、何と思う。心に一つ諭し置くから、一つ治めてくれるよう。又一つ順序諭し置こう。

FavoriteLoadingお気に入りに追加

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です