明治三十一年八月二十六日(陰暦七月十日)
教長より別席順序願
さあ/\だん/\日々日が迫る。所々多くの中、どういう道の理に流る。追々の理、一つだん/\急き立て/\たる。聞く処まち/\、一つの理治まり難ない。聞かず知らずの理はどうもならん。多分々々の理、順序知らしたる。これまで諭して追々分かり来る程に。順序難しいなるで。追々世上に聞き取る程難しいなる。十分改めるなら守護するで。人々理を治めて置かにゃならん。誰それ日々席々々々する処、聞きようの理取りようの理で間違うてならん。諭する理を書き取り、どれとこれと一時願い出る処、これまで筆取りの理は重々の理という。中に一つ諭しよう。これだけ取り直し、取り損いの無いよう、日の中運び掛けたる。どういう理も一月二月三月、一つの順序容易に行かん。聞いて十分と理、一時の処、何がどう一時定めん、定められん。刻限順序以て、席に赤衣を着せて尋ねば、違わん違わん。世界聞く程、一時心得てくれにゃならん。