明治三十五年九月十五日
藤江半之丞六十七才身上願(河原町部内大垣支教会長)

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上一ついかなる事と思う。さあ尋ねる事情、だんだん皆それ/\いかなる処、何話々何話の理も諭す。身上判然速やかならん。日々の事情一つ尋ねる。一つこれ事情聞き取らにゃ分かり難ない。これまでの間、長い間、いかなる事日月幾年経ちたる。後々の理、そりゃまああら/\の理と言えば、皆も楽の理であろう。一つ/\の心合う。身上に掛かりたる。さあもうこれ一代切りと思えば、頼り無いもの。なれど、この理は将来末代という心を諭してやってくれ。又めん/\も心を治めてくれ。これいかなる事も諭し置く。又身上苦しむ。何ぞやろうと思う。よう聞き分け。尽し損やない程に。これ身の処、一時どうとはない程に。心に満足を与えてやれ。しっかり聞き取れ。しっかり聞き分け。

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