明治三十五年九月二十一日
森田友平五十一才身上願(南紀部内神原布教所担任)

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上という、一つならんから事情尋ねる。よいかと思えば、又候後悪い。又候何たる事と日々の理。さあ/\諭し置こう。内の中それそれの中、又支教会々長という。どうでもこうでも一つの理、これよう聞き分け。所々始め掛けたる。それ/\ならん/\の理。さあ始めて一つの理は容易ならん理である。よう聞き分け。又候こんな事ではなあと思う。一つ煩いはこれ皆々の煩い。皆々の煩いは道の煩い。尋ねる処余程身上大層。一つの理こうと先の理、先の理は元と言う。これさえ聞き分けるなら暫くと言う。こうなる親とも子ともこの理始め。親という子という、子の煩いは親の煩い、親の煩いは子の煩い。これしっかり聞き分け/\。大層。皆々の心から、一つの理聞き分けてくれるよう。

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