明治三十一年十一月二十日
西浦弥平小人よし十四才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ子供の事情長い間の事情、一時鮮やかならん。尋ねるから一つ諭し置く。日々という、尽す運ぶ処の理は十分受け取る。それ/\順序の理がある。内々家内一つようこの話をよく伝え。思う理があれど他に一つ事情、それ/\内々ならどんな事もなあと思うなれど、他に一つの心はいろ/\一つも思わんようにせよ。すっきり思わんがよい。他にこうならのう、遠慮気兼は無いが、どうもならん。楽しみありても楽しめんようなもの、内々ならなあ、他にそれ/\の中に親類という理がある。親族一つ事がなあ、これを思うやない。身上の処、どうも心得ぬと思う処も一つの処、罰と思うて居るによりて鮮やかならん。鮮やかならん処の理をよく聞き分けてくれ。

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