明治二十六年一月二十六日
秋岡亀治郎五十七才血が下だり身上願
さあ/\尋ねる事情/\、身上に事情心得んという処尋ねるであろう。身上の又身の障りいろ/\ある。一寸これまでの処、だん/\一つ思わくもだん/\よう/\という。よう/\という日、又頼り無きという処、日々思う。よう聞き分け。いかなるも聞き分け。これまでとんと判然通る事出けなんだ。よう/\世界明らく始まり重々治まり、所に一つ事情という。これまで治まり案じという一つ理、身上案じる事要らん。案じる事要らんが、これより一日の日楽しんで身上心得んというは、よく聞き分け。一人というは又一人という。皆それ/\一人という。他に一つ理集める/\理委せ、いかなるも一ついかなるもこれ治めるなら、つい一つ身上治まる。これよく聞き取れ。