明治三十二年十一月八日
井筒五三郎妻たね二十一才流産後身上障りに付願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上事情いかなる、又候いかなる。後、身上不足なる。どういう事でと思うやろ/\。諭する。第一ゆるしという事情、身上不足第一心に思う。案じる事要らん。どういう事で又候々々、月々の理を見れば不思議不思議、この一つの事情、人間事情聞き分け。神の一つの理から出たもの。どう思うたて又候々々、皆それ/\の理、成る理成らん理、一つ/\心を寄せて、日々たすけ一条の理、いかな事情、こういう心を持つであろ、必ず思うな。自由成る一つ成らん一つ通りて/\、人の心どうであろう思う。思う心であろう。あら/\これから楽々道であろう。一日の日は順序楽しんだ。内々こんな事、前々古き事情、前事情知らせん。怖わい恐ろしい中も踏み止めて、心の理、惣々一つの心楽しんだ中で、楽しみが苦しみあって、どうでもこうでも通らにゃならん。案じてはなろまい。必ず案じんよう。内々も外も隔て無いなあ。一つの理神の理、皆々心たゞ一つの理に治め。(この中に『怖わい恐ろしい中』とあるは親類などから殺すなどと言うて反対した事を言う。)

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