明治四十年六月四日(陰暦四月二十四日)
午後十一時本席御身上御障りに付、教長初め宿直本部員一同出席の上、十二時刻限の御諭

ウヽヽヽ、さあ/\/\、ウヽヽヽ、さあ/\/\/\、今日一日の日なあ、頼もしい頼もしい。あれも出来たこれも出来た、出来たという事で、これと言うて仕切った事何も見えようまい/\。又一つ皆々帰る。帰った者に話する。話するは、西も東も北も南も一寸も違わぬよう、隅から隅まで、八方一寸も違わぬよう順序の理諭してくれ。それから掛かるなら日々頼もしい。これだけすっきり話して置かにゃならん。あちらどうやこちらどうやと、話々そも/\では、暇が要ってどうもならん。そこで、言うた話一つと言うたら一つ、二つと言うたら二つ、三つと言うたら三つ、一つ理これ一寸も違わぬよう順序計るなら日々頼もしい。八方拡がる。どんなものも豊か豊か、日々思うて居たなあ/\、何処でどう言うとも無くして皆言うようになる。そうしたら一列にどういう事出来て来るとも分からん。これを見えん先から言うて置く。これまで見えぬ先から言うて置いた事見えて来たるやろう。これ話の止めにして置く。前々くどう/\言うて置いたる。八方から心一つに寄せるは、第一天の理であるで。これ頼むから話した事治め、よう聞いて置いてくれよ。しっかりと言い付けてくれよ。ウヽヽヽ。

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