明治二十六年三月二十八日
増野正兵衞身上障り願
さあ/\身の処一寸心得んという事情、一寸尋ねる。もう事情にては前々以て、夜夜以て諭したる。生涯と諭したる。身上掛かればどうと言う。未だ/\案じは無い。行く/\通さにゃならん。前以て一人限りと諭したる。一人どれだけ不足と言えば案じる。案じる事要らん。万事掛かる。あちら掛かるこちら掛かる。掛かれば、身の疲れという。これ聞き分け。身のたんのう治めてくれるよう。
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さあ/\身の処一寸心得んという事情、一寸尋ねる。もう事情にては前々以て、夜夜以て諭したる。生涯と諭したる。身上掛かればどうと言う。未だ/\案じは無い。行く/\通さにゃならん。前以て一人限りと諭したる。一人どれだけ不足と言えば案じる。案じる事要らん。万事掛かる。あちら掛かるこちら掛かる。掛かれば、身の疲れという。これ聞き分け。身のたんのう治めてくれるよう。