明治二十四年四月十五日
中山たまへ前身上御障りに付事情御願
さあ/\何よの処、尋ね掛ける事情、尋ね掛けば一つの話、身の内に事情あれば思やんするであろう、談じるであろう。今日事情治まれば身上治まる。事情は尋ねにゃ分からん。尋ねば自由自在の話、これよりこれから事情、これまで尋ねる事情聞いて心定め。当分の事情聞いて当分事情、生涯の事情まで悟るよう。一寸暫く事情は、世界危なき怖わき道の事情、どうして事情話し掛ける。これより万事心定めるなら、日々という事情は尋ねにゃならん。事情を以て日々と言えば、治まらにゃならん。一時に話事情はどうむならん。誰々それ/\運ぶ処/\は受け取る。さあさあ事情はそれ/\理を聞こえるであろう。国々の処多くの中、どういう事こういう事、遠くの事、それ事情通り出来たる道、これより先の道出る道、どうして来たる。道通れば、どれから聞いてもどれから見ても成程と満足。あたゑ僅かの道、あちらこちらの道通し来たる。何一つ不足無し。満足一つ。半月事情心の理を以て通れば、世界一時に治まる。又内々事情身上若き事情にどういう事であろう。身の治まる処は話通り、しいかり聞かしてくれるよう。