明治二十六年三月十五日朝
飯降さと身上の願

さあ/\だん/\尋ねる処/\、長らえての事情、道々の処にてこれまで重々の日に治まり、思わく十分なる処、十分になる処まで容易なる処、その日までの処、日日通り来たる処、又一つ一日二日もう三日と言う。身上どうも心得んと思うやろ、万事それ/\心の理を以て事情。こう又こう、さしづしたらこう、よう/\事情だん/\諭したる。もう十分の処あちらこちら心を兼ねて運んでくれる処は受け取る。身上どういう、何でも彼でも及んで来たる処よう思うてくれ。外へ些かでもたんのう、という事情。それに身上心得ん。万事席に知らしてあるから案じる事要らん。一日二日三日経てば片付くから、事情々々と言えば案じる。これまで運んでくれた礼まで述べて置く。一つ心も発散よう/\の処、年限六十才六十一才よう/\の日まで及んで来たる。どういうものと思う。身上心得ん。実々の処知らせたる処、暫く事情皆勇んでくれるがよい。先々勇んでくれ。席が勇んで居りゃ皆勇んでくれ。今一時すっきり安心して居るで。どんな事もどんな事になるも、世上もぢばも同じ。それさえ覚悟すれば何も案じるやない。これまでよう連れて通りたる。席は安心して居るで。
押して
さあ/\もうこれまで万事身の障りには諭してある。これまで心を運んで身上迫りてある処、どうでも一寸踏ん張らにゃならん。そこで席に知らしたるという。何も案ぜる事要らん、というだけの諭をして置いてくれるよう。さあ/\もうこれまで万事身の障りには諭してある。これまで心を運んで身上迫りてある処、どうでも一寸踏ん張らにゃならん。そこで席に知らしたるという。何も案ぜる事要らん、というだけの諭をして置いてくれるよう。
同日午後、飯降さと身上に付、本部長より御願
さあ/\だん/\の事情、又だん/\の事情もうこれ一時事情、さあ一つ第一と言うて尋ね出る処、身上不足なりたる処、いかなる処、だん/\これまで楽しみ楽しんだる処、身上事情迫りたる。事情大変なる事情なれど、一寸なあ/\だん/\さしづ及んだる。一寸踏ん張る/\。もうどうであろ、さあどうやなあ。中に同じ理、万事楽しみ、これも楽しみあれも楽しみ、自由と言う。これ一つしっかり聞いてくれ。一時何時とも分からんなれど、一寸踏ん張る、いかなるも踏ん張る。皆これまで聞いて通りて居るであろ。しようと思うて成るものやない、しようまいと思ても成って来る。これどうしようと思うても成らん事情聞き分け。難しいさしづなれど、一寸踏ん張る。一寸踏ん張るのやで。さあ/\だん/\の事情、又だん/\の事情もうこれ一時事情、さあ一つ第一と言うて尋ね出る処、身上不足なりたる処、いかなる処、だん/\これまで楽しみ楽しんだる処、身上事情迫りたる。事情大変なる事情なれど、一寸なあ/\だん/\さしづ及んだる。一寸踏ん張る/\。もうどうであろ、さあどうやなあ。中に同じ理、万事楽しみ、これも楽しみあれも楽しみ、自由と言う。これ一つしっかり聞いてくれ。一時何時とも分からんなれど、一寸踏ん張る、いかなるも踏ん張る。皆これまで聞いて通りて居るであろ。しようと思うて成るものやない、しようまいと思ても成って来る。これどうしようと思うても成らん事情聞き分け。難しいさしづなれど、一寸踏ん張る。一寸踏ん張るのやで。

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