明治三十九年八月十七日
増井丑松養子幾次郎十七才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、身上一つの事情、長らえて事情、いかな事と思い/\日は経つ。いかな事も諭する一つの理。身上迫る。一時ならぬ身上は大層なれど、一時ではない。何かの処、よう聞き分け。長らえてどういう事でと思い/\皆々家内一つの理を諭しよう。長らえて年限の日、今日まで居る。内々何たる事でと思うであろう。道という理を心に持って、成らん/\の日もある。何でなるとは更に持たずして、皆諭の中に籠りある。この理諭し置く。為す事成ろうと言うても成ろまい一つの理、成るまいと言うても成って来る一つの理、いかな理も治め来れば又々の日もある。何で成るとは更に持たず、これだけ年限の中、これだけなあ思うやない。成っても成らいでも道という理を心に治めてくれ。又々心に掛かる処、満足の理与えてやってくれ。それ/\中も事情と言う。
心に掛かると仰せ下されましたは、丑松の方への事でありますや願
さあ/\尋ね返やせば、どうして心に澄まん事、心に掛かるはなあ/\。そうした中にどうという事は無い。心に掛かる事は、満足も与えてやってくれねばならん。さあ/\尋ね返やせば、どうして心に澄まん事、心に掛かるはなあ/\。そうした中にどうという事は無い。心に掛かる事は、満足も与えてやってくれねばならん。

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