明治二十五年十一月八日
教祖御改葬の当日は、二十五日に致しますか、二十六日に致しますか、二十七日に致しますか、この三日の内何日にして宜しきや
さあ/\事情尋ね掛ける処/\、どうで一度や二度で治まろまい。一時尋ねる処何度の処、日々の処、それ/\尽しての処、前々以て事情運ばにゃならん。よう聞き分け。一日の日は大望なる事、どうも事務取り難くい。そこで前々以て事情諭し置かんならん。事情は随分ひっそひそかにして、大変な処ひそか穏やかにして、大きな事したとて、大きな事に成るものやない。ひっそでも理がいつまで。何でもひっそなら、尽す処は受け取る。一時大仰大層になる。大層は受け取れんとさしづしてある。その心を以て扱うてくれるよう。
押して、前以てという事は二十五日に致します事でありますや
さあ/\前日事情運んで、又、大祭と言うであろ。それ/\多く集まる処、楽しんで戻る処、一日の日大変事務取り難くい。一年大祭と言うて治めてくれるよう。又どうであろうと思えば、又尋ねて一つの理という。これ二つに諭して置く。他にこうという理ありゃ、取り消せん理もあるなれど、一日の日大望、事務取り難くい。そこで、これと楽しんでしてくれば、どんな事でも引き受けると、さしづして置こう。さあ/\前日事情運んで、又、大祭と言うであろ。それ/\多く集まる処、楽しんで戻る処、一日の日大変事務取り難くい。一年大祭と言うて治めてくれるよう。又どうであろうと思えば、又尋ねて一つの理という。これ二つに諭して置く。他にこうという理ありゃ、取り消せん理もあるなれど、一日の日大望、事務取り難くい。そこで、これと楽しんでしてくれば、どんな事でも引き受けると、さしづして置こう。
御改葬当日巡査三十名警備のため出張の願
さあ/\又一つ尋ねる処、事情の理によって、一人より二人、二人より三人、目の届くだけ思やんという。これはさしづまで。これだけの事運ばにゃならんというだけ。何も一つ委せ置くによって、心置き無う運んでくれるよう。さあ/\又一つ尋ねる処、事情の理によって、一人より二人、二人より三人、目の届くだけ思やんという。これはさしづまで。これだけの事運ばにゃならんというだけ。何も一つ委せ置くによって、心置き無う運んでくれるよう。
改葬通行道路は守目堂池を西へ下り、丹波市に出で、上街道を北へ進み、田部より別所に上ぼり新墓地に到る処御許しの願
さあ/\道筋事情尋ねる/\。又一つには多くの処あちらへ事情、こちらへ廻り事情という。これは事情多く人ならどうも細い道歩み難くい。多く中思う処遠く所廻るという。廻れば又前心運ばにゃならん。待ち受けての所あれば、又、嫌々理もある。そこで、一日の日なら、事の理運んですれば、通るに通れん事はない。どれだけの事という。これだけ委せ置く。これ一点さしづまで。これ生涯の理なら、どんな事も委せ置く。さあ/\道筋事情尋ねる/\。又一つには多くの処あちらへ事情、こちらへ廻り事情という。これは事情多く人ならどうも細い道歩み難くい。多く中思う処遠く所廻るという。廻れば又前心運ばにゃならん。待ち受けての所あれば、又、嫌々理もある。そこで、一日の日なら、事の理運んですれば、通るに通れん事はない。どれだけの事という。これだけ委せ置く。これ一点さしづまで。これ生涯の理なら、どんな事も委せ置く。
同日、送葬の時本席御送り下さるものでありますや、この儀願
さあ/\又一つ尋ねる処/\もう席と言うて定め掛けたる。そこで辺所運ぶまで。前日からじいとして、心にしっかり治め置かんならん。何処にどうしてくれるぞいなあというようにして、取扱いしてくれるよう。さあ/\又一つ尋ねる処/\もう席と言うて定め掛けたる。そこで辺所運ぶまで。前日からじいとして、心にしっかり治め置かんならん。何処にどうしてくれるぞいなあというようにして、取扱いしてくれるよう。