明治二十四年十月十日
宇野又三郎二十才身上願

さあ/\/\/\尋ねる事情/\、身がこうなる理を尋ねるから、一つの理を諭す。たった一つの理を諭す。成程の理を聞けど、何が間違ってある。難しいさしづは一寸もせん。身上の処でこういうさしづがあった。心得の理を尋ねる。どれ程若き年取れた。身に一つの不足があれば、いずむ心があると、どうもならん。皆心にさんげという理、心の理を尋ぬれば、心の理を諭す。若きと言えば、身に一つの理があれば、若きと言われよまい。又一つには、さあ/\これ一つの心を定めて道を通り、大難の事情、尽す処で小難ともいう。身の処案ぜずして、ようこれ聞き取って置け。

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