明治二十年十月十九日
梅谷秀太郎身上願
さあ/\小人たる、一寸心得、いつ/\の処、いかなるも尋ねる。何たるさしづ、内々なる処、不足だん/\思う処聞き分け/\、どうせにゃならん言わん。願う処知らしてある。めん/\願う処、願い通りは叶える。内々添うて一つ細道。どうせにゃならん、めん/\月々年々送る。年限相応だけの道は付いてある。何彼の処、どうなり年明けたら道付く。余の儀一つ通り難くい。通りてくれるのが真実、まあ一寸月々年々先々成るよう行くよう。だん/\一つ/\こうのう。内々何ぼでならん。これをよう聞き分け。内々さえこの身の障りを思う。何かの通り難くい一つ心治まるよう。