第六号五
上たるの火と水とをわけたなら
ひとりをさまるよふきづくめに(6-5)
- ・読み方(ひらがな)
- かみたるのひとみずとをわけたなら
ひとりおさまるようきづくめに
- ・読み方(ローマ字)
- Kami taru no hii to mizu to o waketa nara
Hitori osamaru yokizukume ni
- ・注釈
- 上に立つ人々に親神の守護をよく悟らせたなら、自然に平和な陽気づくめの世の中となる。
(註)火と水は、第二号四註参照。わけるは、区分であり、了得である、水火混合すれば混とんとして紛乱状態となる。水火各々べん別されてその分掌する処に従い、火と水と五分々々の働きのある処に調和の世界がある。これ即ち陽気ぐらしであって、皆、親神様の御守護による。火と水とを分けるとは、混とんを分明にして、親神様の御守護を悟らせるの意。
- ・英語訳
- When the distinction between fire and water in the high placesis made, joyousness will settle of its own accord.
- ・中国語訳
- 權貴區分火與水康樂豐實自會成