第四号一八
いまゝでのうしのさきみちをもてみよ
上たるところみなきをつけよ(4-18)
- ・読み方(ひらがな)
- いままでのうしのさきみちおもてみよ
かみたるところみなきをつけよ
- ・読み方(ローマ字)
- Imamade no ushi no sakimichi omote miyo
Kami taru tokoro mina ki o tsuke yo
- ・注釈
- 従前に流行した牛疫のあさましい状態をよく考えて見よ。上に立つ人々が、親神の心を悟らずただ人間思案にのみ流れていたので、悪疫が流行したのであるから、皆よく気を付けるようにせよ。
(註)「うしのさきみち」古老の言によれば、大和地方において急性の牛疫流行して、またたく間に多くの牛がたおれ、その翌年になって、疫病しょうけつを極めたという事である。「うし」とは、その牛疫の意であって、「さきみち」は、先触れの意。
- ・英語訳
- Remember what followed the epidemic of the cows in the past.Let all of you in high places beware.
- ・中国語訳
- 憶及往日牛瘟疫一切權貴須留意