明治二十一年十月九日
国定幸太郎二十五才(備中国新が村真明組)

さあ/\だん/\だん/\席を聞いてだん/\の日も送り、聞いた上も理も聞かし、くどう/\の理も聞かさにゃ。遠く所遙々運ぶ処国々の所、所々実を定めて、先ず先ず国所にては成程の人や、成程の内やなあと言う。世界に理を無けらならん。内内互い孝心家業第一、これ二つの理を心に治め。日々の心にこうのう渡し置こ。さづけ/\、あしきはらいたすけたまへ天理王命、と、これ三遍々々又三遍唱え三々三の理を授けよ。しいかり受け取れ。

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