明治三十三年五月九日
古橋勝治六十二才身上願

さあ/\尋ねる事情/\、さあ身上事情いかな事情と一つ尋ねる。尋ねるは、一つ事情諭しよう。身上の処、どうも一時の処余程大層事情である。大層事情であるが、又一つ何かの事もたんのう諭してくれ。一つ理を諭す。これまでという道筋、成らん処尽し順序通りた理は、将来末代の理に受け取ってある。又内々の心にも、まあ一先ずというは理なれど、身上事情大層事情、尽した理は将来末代の理。後続く理は、何でもという精神一つの理で通りた。こうのうという。一時ではない。なれど大層。早く実々諭して、たんのう/\後々思うやない。長いという理が楽しみという理を、一寸諭してやってくれ。

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