明治三十三年三月十三日
山名分教会長諸井清麿三十才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ身一つ心得ん事情尋ねる。いかな事と思やろう。尋ねるから順序諭す。よう聞き分けて、いつ/\心治めてくれ。身上不足なるやない程に/\。一つ第一治めて一つ理どんな事も掛かる。善き事も掛かれば、どんな事も掛かる/\。惣々心持って何か順序、理は同じ一つ理と持って何か順序治めくれ。どうでもこうでも、どんな事も掛かる/\。掛かるによって、心によう聞き分け。めん/\こうという事情何か順序、それ/\順序はそれ/\と治める。治まる台と言う。心得まで諭す。どうで長の処長の日、年々の内なら、どんな事もある。重々治めるやこそ、治まり来たる。今日の日心によう理を治めてくれ。案じる事要らん。もうどうなってもこうなっても道の台という理、これより無い程に。これしっかり聞き取って、楽しんでくれるがよい。