明治三十一年二月五日午後田中光次郎小人角太郎出直しに付伺さあ/\尋ねる事情/\、余儀無く事情を尋ねる。余儀無き事情諭し、一つ順序たる処、道のため出越したる中に、一つの事情いかなる事と思うやろ。事情は大きな事に諭し置こう。大難小難この一つの理より理を心に治めて、一時は可哀という、一つの理ともいう。これ一つ、よっく聞き分けにゃならんで。 お気に入りに追加