明治三十四年二月十一日
峰畑為吉四十一才身上願
さあ/\尋ねる事情/\、さあ一時事情身上の理から尋ねる。だん/\事情諭してある。いかな事情も諭してある。これより長らえて踏ん張らにゃならんと言葉出したる。これより身上堪えられん踏ん張らにゃならんと。大いに違う。この理聞き分け。所を一つ、今度一時所を変える。所を変えるはなか/\の理である。前々事情はどうなりこうなり型拵え、さあ罪やほこりやと言うて日を送りたる。それから長らえて時時節と言う。時時節事情以て所変わり/\たる理は、道という理から変わりたる。さあ、あちらほこりやこちら罪やと言う中では、何処へどうしょと言うた処が、出けるか出けんか。これ聞き分け。今日はあちらもこちらも理を始まるから、出けた中に身上不足なる。こらどういうもの。共に身上不足なると、必ず持つやない、思うやない。前々あちらこちら罪の事情であった。あちらどうであろこちらどうであろと言うて日を送りたる。それより道開き付いたる。日々の事情から満足せにゃならん、たんのうもせにゃならん。半ばであったらどうである。満足たんのうせにゃならん。前に一つ会長と言うたであろ/\。どうぞこうぞ理を集め。言わず語らず、事情知らん者ある。後々繋ぎ、道理聞き分け。これ聞き分けて、たんのうせにゃならん。皆々立並び、夜とも言わず、介抱して居る。あゝこれ尽した理かと、主に一つたんのうせにゃならん。たんのうすれば、これより一つ理が分かると言う。さあ/\身上の処一時どうとはない。なれど、大層である/\。なれど、大層言わず、聞かさにゃならん。大層とは心々たんのうせにゃならん。家内もたんのうせにゃならん。万事理ある。この理から、夜とも言わず付き添うて介抱して居る。これからたんのうすれば、一寸踏ん張ろか/\。たんのうせにゃならん/\。