明治三十一年八月二十六日夜
刻限

さあ/\だん/\の事情、一つ替わり二つ替わり、順序改め替える。これまで十分の理を説き諭し、聞くに聞かれぬ事情ありたる。眺めてみれば何を言う。年限経ち来たる。一時の処にて判然の道とは言われん。今改めてどれから見ても、順序心に治めてくれ。席順序の理も改めてくれ。第一一つ始め掛けたる話、長らえての道すがら、運び来て順序、これで一つよく順序に諭し置こう。席という、これまで伝えてもある。実と聞いて一つの理、長々の理聞き難くい理。聞き難くい理はどういう理、聞き難くいというは、これと/\当たり前の事それ諭して居る。中に漏れ落ちあるようなもの。これまで身の内十柱の神、大抵皆諭しある。これまでの道がはっとして聞き処聞いて、しっかり諭してくれ。これまで道の処諭しある。これと/\あちらも一つ、こちらも寄せて順序で取って、これは言うまで諭さにゃならん。元というは些かなもの。年限の中に諭しよう。席の事情諭しよう。今日から諭しよう。前々から諭し置いて、これでどうであろう、尋ねる処書き取り書き抜き事情願うまで。中に又一つ長い順序、悠っくり書き取れ/\。分からぬ処は尋ね返やし、これから順序始めてやろう。いつ/\まで同じ事、席という、年限待ちて楽しみ。多くの中遠き所心を運ぶ処を聞き分けば、成る順序の理である。改めて席を一つ話し掛ける。元々は言うまで。分かりあろう。改めて中に一つの理を改め。さあ/\皆これまで知らん。尋ねにゃ知らん。尋ねて知らん事書き取り書き抜き、第一順序中に、兄弟々々というは子供、この一つの理順序、長い間不自由さした事も、年限の中一つの理、一時持ってくれにゃならん。この一つの理、年限は十箇年や、十五年というは多くの人も出来る。頼りそこ/\にある。古い/\年限というものは、何処にどうしょう彼処にどうしょう、どうもならん処考えねばならん。埋もれてある。若い神こかんという。十年間という。不自由々々々難儀の中どう話し、こうじゃ/\、何処へどうじゃ、余儀無き事情誘われた。一時の処は遁るには遁れられん事情であって、又一つ第一これは何処から話しようやら。結構に暮されるを、この道のため苦労艱難不自由艱難さした事もある。話順序長うなる。二人というものは、この順序改め。どういうさしづも、聞きよう取りようで違う。年限存命でいつの事情には、どういう事がどういう話があった。皆存命で居るから、今日も聞いて明日も聞き、席の順序、一つ/\の事をそれ/\筆の中に書き込んで、この道のため有るものを無くして了い、奉納して了たのや。
さあ/\そうであり/\、そうであった/\/\。ふうん/\そうであり/\、なあ、話し掛け/\、これ/\取り混ぜ/\、どんな話するやら知らん。おう/\夜夜、あれこれなあ何時、余程なあ、もう鶏が鳴く。あれかいなあ、それ/\夜前もなあ、今夜もなあ。もう寝もうやないか/\。明日日も何人寄ってか、その時の人を数えてみよ/\。台は一つ/\。それに準じて、いよ/\どうであった。その時順序未だ起きてる。神様の話して居や、兄さん、あんたの事は、言うて、明日の日もある。兄さん/\、あちらい行って寝んだらよい。あい、そうなら/\。兄さんもう寝も/\。寝め/\。さあこんな事は誰でも知らんで。あの中寒さも知らず、年限数えば三十五年、起きても寝ても、今日の日になって、人間も出世する。大工であったでないか。年限は余程経つ。あれみの人であったと世界は順序言うであろ。先はこう成るで。神様はこう言やはるけれど、先は案じるで。お前どう思うで。先生案じ、お前の処、日々案じて居る。案じて居ん。ようこそなあ、と言うた。日々ふん/\/\。
さあ/\そうじゃなあ、これだけ仕事くれたらいつかなあ。この月、月中にやります。棟上げとなったらどうしょうなあ。どうなりと出来ます。それじゃ棟上げせい棟上げせい。これが始まり。棟上げしたらどんな道が付いて来るで。神が言い聞かし、どんな事も思わず道を通り棟上げした。これでよい/\。神が入り込んで居るから、按配よう成って来るで。これは大豆越忠七、大工に道で言い付けて、人数神殿の前を通れば、拝して通れ。これで結構や。なむ天理王命/\唱え、太鼓叩いてつとめをし、他に居て一人の家守に事が成らず、門を閉めて了い、何構わん。皆入れ/\。三日留め置かれ、万々所の役人に掛け合うて知らし、どうなっと詫して、それより道の順序、廃って了うた。その暮になって往なずと、存命の者尋ねば分かる。混り/\、人間心を変えて曖昧とな。もう道の知らん事はどうもならん。
さあ/\一寸一つ話しよう。よう聞き取ってくれ。この道付けようとて、心に掛けて、子供までこうしてなあと、人を救ける心になって、そこえ/\それから余程年限。子供あちらから一人、こちらから一人。大抵でなかった。どうなると思う。満足してくれ。又、ならぬ心一つたんのう、一つ順序と諭し置こう。
二度目
うん/\さあ/\、話し掛ける/\。さあどういう事を話し掛ける。この道という、十分楽しまして/\、十分楽しました。一つ話、十分に聞いてくれという事も、話聞いてくれ。これまで一寸刻限、一つの理さしづ、一つの理、さあ/\押され/\挟まれ、鈍な事して了た。これから/\というもの、道の理は心にあっても、心に働かにゃ、無いも同じ事。心に無いというも同じ事。これだけ夜深、あれこれのさしづ、そのま何ぼうあっても、一寸に調べられぬ。ぼつ/\調ぶれば、これまでの道が違うか違わんかさしづという。陰に廻るさしづある。直ぐのさしづは直ぐに分かる。勝手悪いさしづどうもならん。この道筋という年限数え、何箇年の道という。来る者には来んなと言わん、来ぬ者には来いとは言わん。いつ/\順序にも諭しある。この一つの順序難しい。教祖というは女であった/\。学を学んだ者でない。このやしき、人間始めた真実一つ胸に治めて、この一つ順序。今という、へばり付き、どちらこちら草生え、そんな時誠一つも無かった。来いと言うても、今日々々というように、十分時々神の言う事聞いて来れば、その時貰い受け、夫婦貰い受け、荷物持ってやしきへ伏せ込んだ一つの理、何と思うか。道の心が違う、心が違う。親子存命掛かりから伏せ込んだ理何処にあるか。分からんか。違い無いから、誰にどうもこうも、十分に言われた。真実心に凭れて居て、世界の者、金を以て雇い込んだ者でなし、心一つ伏せ込んだ。いつになっても動く事無し。万事の処は話し掛ける。この順序本席を戴く諭すには、元という理を諭してくれ。雇い入れた者やない。お前どうせいこうせい言えん。今日世界から見ても、順序の理である。一つの席であるで。
さあ/\よう聞き分け。何かどうせにゃならん。これまでだん/\付かん。だんだんしてもそのまゝ順序通り来た。これからというものは、万事皆一手一つの心。案じる事は要らん。世上は余程一つあちらこちら運べてある。暫く日によって、何とも分からん。この道さえ、心一つの理しっかりあれば、何も案じる事要らん。案じる事を待ち兼ねて居ると思え。
さあ/\取り混ぜ話、あちらも合わせ/\、分からん処は席に尋ね、一つの処は席に尋ねば分かる。夜深、夜にも尋ねる台を、拵えてやる。大事々々取り次ぎ万事聞いて取り次ぎ、一つ世上代わり、教祖代理と世上あったは、大いの違い無きように一つ諭し置こう。

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