明治三十年七月三日
安堵村飯田岩治郎の事に付、桝井伊三郎、増野正兵衞の両名運びしも聞き入れ無之に付、如何致して宜しきや願(飯田岩治郎に神様降れりと申し立て、月読命様のお話なりと言い、上田、春木両名が一の取次と申し、信徒へ申し伝え云々に付取り締まり方御願)

さあ/\尋ねる処/\、どうもこれよう思やんしてみよ/\。二十年と言えば二十年、二十年三十年、遠いこの事情思やんしてみよ。どんな者頼り/\、一も取らず二も取らず。よう聞き分け。先々まで一つ迷わせ、今一時大事、一も取らず二も取らず、何をしたんぞいなあ、何をしたぞいなあというようなもの。中途から見えて大いに取り返やしならんで。今が一大事やで。続く/\、先々眺めて、先々見て、年限の理を治めるより効無きものと、一つさしづして置こう。

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