明治二十五年四月六日
増野正兵衞右の手伸ばしても自然に握るように筋引き、又朝々何んとなく骨痛むに付伺
さあ/\尋ねる事情/\/\、さあ出越していかなる事情、いかなる事情である。身の処自由前々以て諭し、前々さしづ一つの理に、日々いかなる理を寄せて日々という。身の処心得ん。皆尋ねる理によって案じる事は要らん。聞き分けてくれ。身の処障る。諭したるさしづ、日々万事鮮やか、他鮮やか/\。よく事情聞き分け。一時の処十分々々、これでは皆一つの理に集まる。何ぼでも日々働き、事情前々細く、事情治め日々という。どんな道も事情見せる。治まる道始まる道、心に治めてくれるよう。