明治二十五年四月七日
寺田国太郎身上の願

さあ/\身上の処尋ねる、案じる事尋ねる。案じるやろう。案じる事要らん。どういう事である。小人理を持って出たる処、十五才という知らしたる理もあろう。案じる事要らん。内々どんと曇りてなあと思う。案じる事要らん。何故成る、どれだけ諭せど、どうも、日々思やん能うまい/\。どれだけ治めたて晴れん道が無い。道を聞き分け。道無くてはなろまい。一つ理を諭せ。幾重理やあろまい。尽せば理がある、運べば理がある。尽せばいかなる理も治まる。早く聞き分け。一つ尋ねば一つ諭そ。これ一つよく聞き分けんければ分かろうまい。

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