明治二十四年九月二十日
今村五平身上障りに付願(斯道会第七十五号講元)

さあ/\一時尋ねる事情、身上に一つ事情尋ねる/\。何が違うてある、何が違うてある、思う処、万事聞き分けんけねば分かり難ない。何が悪い、どうせにゃならん。どうせこうせこれ言えん。言えん事情を聞き分け。さあ/\所という、それぞれという、運ぶ尽す事情という。めん/\万事治め方して、これ事情という。なれど、聞き分け。万事事情は急えてはいかん。先長くは先の楽しみ、先長く心に持って、成らん処運ばるという処いかん。身上不足ありて楽しみ薄くなる。道のため尽す運ぶ事情によりて、これ通り来たる。これまでどうなろうか、こうなろうか知らんという日がありたであろう。これより先長い運ぶ道に、めん/\心という理がある。一つ諭しの事情、何処から事情一時事情ある。万事運び、どれから見ても成程いう。今一時と言えば、運び方それ/\心得のため、それより身上発散あれば、いつ/\までの事情。多くの中なら、どんな事もある。万事心得て先々運んで、そこで自由という理が現わす。自由なれば、生涯の諭という。よく聞き取りてくれるよう。

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