明治二十三年三月四日(陰暦正月十四日)
永原村岡本善六伜栄太郎十八才身上に付願

さあ/\一時身上の処、身上一つ心得ん。どういう事でと思う。一時案じる事は要らん。一日これより/\、一つそれより成る処、聞く処、世界の事情、一夜のこう治まれば重々の理。順序一夜の理治まらん。一つの理に運び改め。一つの理に鮮やか。世上見る、聞く。一夜の理を見て順序の理、一時の理、早く/\聞き取れ。一夜の理が実々、先ず/\の一夜の理。又心得んと言えば世界の理を運べ。それより一つ事情の案じは無い。一夜のためし、一夜十分一つの理。先ず心得ん/\、世界見る聞く一つの理。

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