明治二十四年九月二十四日
清水与之助播州へ巡り帰会、一日を過ぎて二十一日朝五時頃腹下りの願

さあ/\身上尋ね、一時心得んという事である処尋ね。尋ねば一つさしづ、心という、心という事情には幾重の事情掛かる。心に掛かる処は、心に掛かりてはどうもならん。一時忘れられん。心広くこれではどうであろ。一つ事情諭す。狭く所は自由ならん、広く所は自由なる。早くという。先々事情ある。掛かりという、掛かりというは元々にある。元々そこで一寸聞き分け。ほのか遠く事情、一時の理に運んで、一つ元々事情運んで一つ、一寸聞き分け。先は長い。先長くと取れば元々という。一時の治まりという、日々という、今という、この際という、心という。よう思い一つの理、又それ日々運ぶ処、思い一つ日々の処、分かろまい。年限事情ありて今という。年限掛かり、他にこう今にどう思う処更に持たず、先々長く心聞き分け。日々第一という。広く心確かに持って、道も明らか、世界も明らか、内々明らか。それ/\運び方諭し置こう。よう聞き分けてくれるよう。

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