第十二号七
このはなしなにの事をばゆうならば
にほんもからもてんぢくの事(12-7)

・読み方(ひらがな)
このはなしなにのことをばゆうならば
にほんもからもてんぢくのこと
・読み方(ローマ字)
Kono hanashi nanino koto oba yu naraba
Nihon mo kara mo tenjiku no koto
・注釈
今諭すこの話はどういう事かと言うと、世界中、何処如何なる所にいる者も、皆一列に心を澄ますという事である。
(註)親神様のためには、世界一列は皆可愛いい子供であるから、産み下ろしの後先によって親の慈悲に別け隔てはない。又、神意を悟る事に先後はあろうとも、そのために愛憎の別はない。親神様の恩ちょうの溢れる所、この地上全体に心を澄まして、普くたすけ一条の親心を行きわたらせたい、というのが親神様の真意である。にほんもからもてんぢくの事は、地上全体に普く、世界一列の意。第二号三一註、第六号、二九から五一註、第十号五五から五六註参照。
・英語訳
To say what this talk is about:it is equally about Nihon, Kara, and Tenjiku.
・中国語訳
若問此言指何語悟區以及迷俗域
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