明治二十年九月六日(陰暦七月十九日)春野千代の身の障り伺さあ/\聞けよ聞け。道前々いかなる。もうこれ一寸理見えて、身の内たんのうの心定め。一つ談じて十分心運び、いずれ/\十分身の処、十分諭してやるがよい。心速やか、心踏ん張る。 お気に入りに追加