明治二十二年十月二十六日(陰暦十月三日)
おさしづの後へ御話

さあ/\一寸一つ話て置くで。話というは余の儀でない。だん/\広く場所々々。だん/\説きた道であろう。いつの事である。日柄刻限、日柄来る世界ある。治まる治まらん世界にある。どれだけ治めようとて治まらん。だん/\の話仕掛けるから生える。こう生えるいかな話、だん/\生え掛け。又一つ中にこれだけこれもこうじゃ、だん/\一時成るように思う。これだけの地所、何間々々今年はこれだけ見る処の理、又一つあちら取り払い、すっきり掃除して了う。多く広く煮炊き場所。一寸集まる、小さきものが大き成る、小さい理大き成る。又心の理、多く思わねばならん。世界から何と言えども随分秘っそ。治まり事情から見れば大き成る。何ぼ大き道どうでもこうでも付け掛ける。一時広く成った。あちら/\こちらから言う。随分秘っそ/\して、くどう/\言うけれど、この理諭し置く。

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