明治二十二年十月十四日(陰暦九月二十日)午前八時二十分
本席身上御障りに付願

さあ/\/\/\、これ/\/\同じ話を又する。何を言うやら分からん。これから何遍も返やしする。一つの話、十のものなら三つまでは、そこい/\の理が治まる。七つの理というは、未だ/\治まりゃせんで。
押して、十のものなら三つ、あと七つという理が分からぬに付願
さあ/\一つ理が、七つの代りをするというは、どうも合点が行こまい。思やんも付こまい。七つ一つ、余程大層であろう。実正の理と思や治まって居るのや。治まったやろう。これ/\、俄に錦の継ぎはならん/\。七つ一つのこの話、七つ一つのこの理、どういう事やと思う。分かろうまい。分からねば、まあ一寸の理を聞かそう。どういう事の理である。まあ/\よう聞き分けてくれ。日々の処にようこれ聞き分け。日々の処、すきやか鮮やかに諭そう。これ人間と人間の心、又々又々、人間と人間心、人間同志の心でも頼めば一つの理がある。頼めば一つの理を聞こう。どんな事も尋ねある。理を聞いてある。七つ一つの理も尋ねば諭すやろう。七つが一つの理であるから大層であろう。七つの理が一つの理で治まる処、よう聞き分け。又々まあ/\どういう事である。又々さしづ/\を待たねば行きやせんで。所々に一つの理が治まり、まあ結構やと思うて居る。結構なものが出るそうな、珍しそうな、と、世界に何ぼ理が立ち掛けたるやら分からん。さあ/\もう知らし置こう、早や/\知らし置こう。どんな事も一つ、どれから見ても一つ、七つの理がこれこれ聞かねば分からん。何とも無いと思えばそんなものや。飼うてある、養うてあると、思えばそのまゝや。何とも無い。さあ/\一つ理が、七つの代りをするというは、どうも合点が行こまい。思やんも付こまい。七つ一つ、余程大層であろう。実正の理と思や治まって居るのや。治まったやろう。これ/\、俄に錦の継ぎはならん/\。七つ一つのこの話、七つ一つのこの理、どういう事やと思う。分かろうまい。分からねば、まあ一寸の理を聞かそう。どういう事の理である。まあ/\よう聞き分けてくれ。日々の処にようこれ聞き分け。日々の処、すきやか鮮やかに諭そう。これ人間と人間の心、又々又々、人間と人間心、人間同志の心でも頼めば一つの理がある。頼めば一つの理を聞こう。どんな事も尋ねある。理を聞いてある。七つ一つの理も尋ねば諭すやろう。七つが一つの理であるから大層であろう。七つの理が一つの理で治まる処、よう聞き分け。又々まあ/\どういう事である。又々さしづ/\を待たねば行きやせんで。所々に一つの理が治まり、まあ結構やと思うて居る。結構なものが出るそうな、珍しそうな、と、世界に何ぼ理が立ち掛けたるやら分からん。さあ/\もう知らし置こう、早や/\知らし置こう。どんな事も一つ、どれから見ても一つ、七つの理がこれこれ聞かねば分からん。何とも無いと思えばそんなものや。飼うてある、養うてあると、思えばそのまゝや。何とも無い。
押して、別釜、別風呂に改めるの願
さあ/\/\/\尋ねる処、いつからどうせ、これ言わんで。なれどもよう聞き分け。こうしたならこうなる、これだけはこうせにゃならん、だん/\一つの理を聞き分け。心皆んな心一つの心でこうせにゃならん、思う心いつからどうせいこうせい、これ言わん。心一つ/\の理を洗えば皆治まる。こゝどんな事でもさしづする、心の間違うて居る処や、さしづしても何にもならん。さあ/\よう聞け。一寸二日三日は、どんな事でも定めたら定まる。定めたる事は、そのまゝ治まる者もあるそうや。皆んなが互いに堅い事を言うても、こうします、どうしますと言うても、皆んなが心が擦れてあっては、日々の処だん/\さあ/\どうこうという、いつ/\まで互い/\の理が第一。何名々々心がふれてどうもならん。だん/\もうこうどうと三日五日の理は治まる。さあ、未だ成らん間が楽しみやで。十分言うたら今一時の処、一寸学びをする。学びすると言うたら長い事やないで。二十年も三十年もと思えば長い。そうやないで。五名は二人の心、後三名の心一人の心、十名は一人の心難しい事やろう。よう聞け。神の理、心というは皆んな同んなし心、その中に取りようが間違う。神の理が心に治まらんから違う。これは一年二年ではいかん。身の内日々に何と言うて諭して居る。何を諭して居る。その処を思やんすればいかんやない。人間という心次第の名が出て居る。こっち/\どっち/\の心が勇む。あちらにも家がある、こちらにも家があると言うて、日々喜んで暮らす事を楽しんで居る。もう話通り治めにゃならん。多くの人が出て来る。あちらからもこちらからも、若い者が入り来る。日々忙しうなる。もうこれだけ尽した、それにこうと、日々忙しうなる。何かの処立て替え無き話して置く。先繰り/\あちらからも、こちらからも古き者に、こんな事神様が見て居やはる。見て居るならこさり、立てを変える。よう尽してくれた。一日の日は遊びに行て来うか言うて暮らして、奈良へ行こと思えば、年寄ったら手を引いて上げましようと言うて、手を引かねば行かりゃせん。この理をよう/\気を付けさっしゃい。この理から年が寄ればくどい事を言う。理と理と親子なるこのやしきへ入り込めば、年取りた者を親と見立てるよう。この理を聞き取ってくれ。さあ/\/\/\尋ねる処、いつからどうせ、これ言わんで。なれどもよう聞き分け。こうしたならこうなる、これだけはこうせにゃならん、だん/\一つの理を聞き分け。心皆んな心一つの心でこうせにゃならん、思う心いつからどうせいこうせい、これ言わん。心一つ/\の理を洗えば皆治まる。こゝどんな事でもさしづする、心の間違うて居る処や、さしづしても何にもならん。さあ/\よう聞け。一寸二日三日は、どんな事でも定めたら定まる。定めたる事は、そのまゝ治まる者もあるそうや。皆んなが互いに堅い事を言うても、こうします、どうしますと言うても、皆んなが心が擦れてあっては、日々の処だん/\さあ/\どうこうという、いつ/\まで互い/\の理が第一。何名々々心がふれてどうもならん。だん/\もうこうどうと三日五日の理は治まる。さあ、未だ成らん間が楽しみやで。十分言うたら今一時の処、一寸学びをする。学びすると言うたら長い事やないで。二十年も三十年もと思えば長い。そうやないで。五名は二人の心、後三名の心一人の心、十名は一人の心難しい事やろう。よう聞け。神の理、心というは皆んな同んなし心、その中に取りようが間違う。神の理が心に治まらんから違う。これは一年二年ではいかん。身の内日々に何と言うて諭して居る。何を諭して居る。その処を思やんすればいかんやない。人間という心次第の名が出て居る。こっち/\どっち/\の心が勇む。あちらにも家がある、こちらにも家があると言うて、日々喜んで暮らす事を楽しんで居る。もう話通り治めにゃならん。多くの人が出て来る。あちらからもこちらからも、若い者が入り来る。日々忙しうなる。もうこれだけ尽した、それにこうと、日々忙しうなる。何かの処立て替え無き話して置く。先繰り/\あちらからも、こちらからも古き者に、こんな事神様が見て居やはる。見て居るならこさり、立てを変える。よう尽してくれた。一日の日は遊びに行て来うか言うて暮らして、奈良へ行こと思えば、年寄ったら手を引いて上げましようと言うて、手を引かねば行かりゃせん。この理をよう/\気を付けさっしゃい。この理から年が寄ればくどい事を言う。理と理と親子なるこのやしきへ入り込めば、年取りた者を親と見立てるよう。この理を聞き取ってくれ。

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