明治二十二年十月七日(陰暦九月十三日)午後九時半
本席身上の障りに付願

さあ/\/\/\一言話をして置くで。一言話して置こう/\。話どういう話と思う。やれ/\長らえての処、これまでの処、皆んな一つ運ぶ事情に一つの理を諭し、又々一つの理を諭し、所々へ一つの理を下ろす。まあどうであろうと思うて、通り来た道理を思やんすれば、いかなる道も通りたやろう。安心なる道の理を聞き分けて通らねばならん。問えば一つの理を諭する、明らかな道を諭する。聞き分ける道が明らかという。さしづ無くしていかなる道も通れるか、通れんか。分かり掛けたら分かるやろう。さしづ無くして未だ/\通る事は出来ん。何処から入れど何処へ出れど、一つの理も無い。よって刻限の理を以て一つの理を諭し置く。

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