明治二十二年十月四日(陰暦九月十日)
阿波国板野郡斎田村に於て支教会普請願(撫養支教会)
さあ/\尋ねる事情、さあ一時治まる処、一つの所と、よう皆んな一つの心を揃え。これまでというものは、とんとどんならん/\。これより心一つの理を身の内で思案々々という。これまでの処、とんと分かり難ない/\。こう遅れてある処、心一つの理を以て一つの旬という。一つ拾えばさあ/\末代の理という。治めた処より始め掛ける。何かの処心置き無うと許し置こう。心一つの理を運び、何かの事も許し置こうと。