明治二十二年九月十九日(陰暦八月二十五日)
増野松輔足障り伺、(増野正兵衞八日の日おぢばへ夫婦連にて参詣、その日松輔徴兵検査より帰る道にて、不意の足障りに付伺)
さあ/\尋ねる処/\、道理上の道、心一つの道、一日の日道がけ尋ねる。順序理をさしづ/\。一日の日はそれの処、一つの理は心に掛かる理は無い。主一人心得ん。身上心得ん。どういうものである。つぐ間違うであろ。後々前々十分の日という。後一つの理は無きもの。主一つの理を諭せ。余儀無きどうであろ。一つの理である。そば/\一つの理であろう。余儀無きは、心のだん/\の理を燃やす。いんねん事情理である。為す事一つの理、どのよな事も成る。余の儀一つ心得ん事情、危なき理は無きもの、一日の日は安心、案じる理は無きもの。いんねん/\運ぶ。一つの理を寄せ。事情一日の日、やれ/\治め居れど、どんな処、どんな中、案じる事は無い。前々深き中、やれ/\真の心、一日の日治める。よう/\身上の処安心。どう成るもこう成るもいんねん/\、どんないんねんもある、どうもならんいんねんもある。話一条、話人間拵えた時の話、一人処どうあろ。一つ余儀無き事情であろ。どちらでも案じる事は要らん。案じるというは、真に受け取る理が分からんから案じる。