明治二十二年九月十六日(陰暦八月二十二日)夜十時二十分
本席身上御障りに付願

さあ/\/\/\一寸々々話置く。出掛けたで/\。まあ/\一寸これまでの処の話取り混ぜた話であった。広く/\という。やれ/\まあ/\いつの事やと思うて、よう/\の処、心一つを以て勇め掛けたる処、治まり次第、だん/\世界の理、まあ一度まあ/\一度どういう事を言い掛けるやら分からん。皆んな元々話を聞いて、これ世界誰の道とも言わん、誰のものとも言わん。真実一つで難儀不自由の道を通りて、今日の日という。もうこれ長らえての道を通りて、艱難の道を知らずして、あんな阿呆らしい事は措いたらよいという。こうしたら勝手が良い。こうやれば良いと思えど、天の理でいかん。治まらんで。成るも一つの理、成らんも一つの理、皆んな心を合せてすればいかんやない。話に一つの理があって、幾重の道も世界という。元々不自由の道も知らずして、日々こうという。治めようと思うてもいかんで。これよりはすっきり洗い替えるで。これまで長くの間、苦労艱難の道が一つの理であろ。これよく聞き取ってくれるよう。話掛けたら又々話掛ける。昼はあちらへざわ/\、あれは何じゃ。あちらから眺められ、どうもならん。さあ/\すっきり洗い替え。もうこれからはすっきり変えるで。さあしっかり踏ん張る/\。運ぶ事情、どう成ろうとこう成ろと、日々世界治まるという。どんと心を定めてくれ。しっかり踏ん張る/\。

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